山形県の温泉地 おすすめ10選

サクランボで知られる山形県は日本有数の米どころ、名峰から流れ出る水を使った日本酒や米沢牛でも有名な県です。母なる川・最上川や樹氷で名高い蔵王の大自然、神秘が息づく出羽三山など、訪れたい観光地も目白押しです。 県内には温泉ファン憧れの銀山温泉や歴史ある赤湯温泉、湯治場の雰囲気がおすすめの肘折温泉など、わざわざ出かけたい温泉地が数多くあります。そんな山形県の温泉地10選をご紹介します!
東北山形温泉
エリア : 東北全般山形県
テーマ : 温泉・立ち寄り湯
投稿日 : 2022.1.1
湯野浜温泉
湯野浜温泉(ゆのはまおんせん)
鶴岡市の北西部に位置する海岸沿いの温泉地。海のレジャーと温泉を同時に楽しめる場所として人気で、日本海に沈む夕陽の美しさにも定評がある。温泉の発見は天喜年間(1053~58)のこと。漁師が亀の湯浴みを見つけたのが始まりといわれる。湯量が豊富で、かつては「かみのやま温泉」、福島県の「東山温泉」と並ぶ奥羽三楽郷といわれ、歓楽的な温泉地であったが、今では海水浴や各種マリンスポーツを楽しむ客で賑わう。日本海に沿ってのびる国道112号沿いに、温泉を引くホテル・旅館・民宿が18軒ほど立ち、客室や大浴場・露天風呂から、オーシャンビューの眺めを売り物にする宿も多い。温泉街には足湯や共同浴場もある。 ・所在地:山形県鶴岡市湯野浜 ・泉温:52.5℃ ・源泉数:2 ・湯量:約1800リットル/分 ・飲用:可 ・泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物泉 ・効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、五十肩、冷え性、打ち身、慢性消化器病、切り傷、やけど、皮ふ病、痔疾、慢性婦人病など ・宿泊施設数:18 ・日帰温泉施設数:2 ・アクセス:(公共交通)JR鶴岡駅から庄内交通バス湯野浜温泉行きで40分、バス停:終点下車。(車)山形道鶴岡ICから国道7号・112号経由20km
あつみ温泉
あつみ温泉(あつみおんせん)
新潟県との県境近くに位置する温泉地。温海(あつみ)川を河口から2kmほど遡ったところに湧く温泉は、日本海の近くにありながらも、山あいの温泉情緒を漂わせる。開湯約1200年の歴史をもち、江戸時代には庄内藩の湯役所が設けられ、湯治場として栄えていた。松尾芭蕉、与謝野晶子ら、多くの文人墨客が訪れた地だ。桜並木が続く温海川の川沿いには、近代的な宿や湯治向きの宿が7軒ほど点在している。浴衣を着て温泉街に出かけると、お得な特典をうけることができる「ゆかたゆ巡り」企画もあり、気軽に利用できる共同浴場や足湯、朝市などを巡りながら、温泉街の散策を満喫したい。 ・所在地:山形県鶴岡市湯温海 ・泉温:68℃など ・源泉数:3 ・湯量:1100リットル/分 ・飲用:一部可 ・泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉など ・効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、五十肩、冷え性、打ち身、胃腸病、切り傷、やけど、動脈硬化症、慢性皮ふ病、痔疾、慢性婦人病など ・宿泊施設数:7 ・日帰温泉施設数:3 ・アクセス:(公共交通)JRあつみ温泉駅から庄内交通バスあつみ温泉行きで7分、バス停:足湯あんべ湯前などで下車。(車)日本海東北道あつみ温泉ICから県道44号経由3km
湯田川温泉
湯田川温泉(ゆたがわおんせん)
庄内平野の南西に位置する湯田川温泉は、開湯1300年の歴史を誇る古湯。古くから鶴岡の奥座敷とよばれ、豊かな自然と人情味あふれる湯の里として親しまれてきた。温泉は毎分1000リットルと豊かな湯量を誇る硫酸塩泉。体に優しくミネラルをたっぷり含み、美肌・美白効果なども期待できる無色透明の柔らかい湯が湧出する。温泉街には和風旅館8軒が並び、その周辺に梅林公園、樹木園、映画「たそがれ清兵衛」のロケ地・由豆佐売(ゆずさめ)神社、2軒の共同浴場、足湯などが点在し、歴史と文化の薫る風情が心地よい。下駄履き、浴衣姿でのんびりと散策したい。 ・所在地:山形県鶴岡市湯田川 ・泉温:42.6℃ ・源泉数:1 ・湯量:約1000リットル/分 ・飲用:可 ・泉質:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩温泉 ・効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、五十肩、冷え性、打ち身、慢性消化器病、高血圧症、動脈硬化症、切り傷、やけど、慢性皮ふ病、呼吸器疾患、眼病、糖尿病、痛風、慢性婦人病、痔疾、美肌など ・宿泊施設数:9 ・日帰温泉施設数:2 ・アクセス:(公共交通)JR鶴岡駅から庄内交通バス湯田川温泉方面行きで28分、バス停:湯田川温泉下車。(車)山形道鶴岡ICから国道7号、県道338号経由5km
かみのやま温泉
かみのやま温泉(かみのやまおんせん)
江戸時代に奥羽諸大名の参勤交代の宿場町として栄え、同じ山形の湯野浜温泉、福島の東山温泉とともに奥羽三楽郷に数えられた温泉地。開湯560余年の古い歴史がある。新湯、湯町、十日町、河崎、高松、葉山の6つの地区に湧く温泉を総称してかみのやま温泉とよぶ。最も古いとされる源泉は、湯町の鶴脛(つるはぎ)の湯。脛の傷ついた鶴が沼辺の水に浸かっているのを旅の僧が見留め、温泉を発見したという伝説が残る。豊富な温泉を利用し、温泉街には共同浴場が5カ所、足湯が5カ所もある。宿泊施設は19軒ほどが6地区に点在している。 ・所在地:山形県上山市湯町・十日町・新湯・葉山・河崎・高松 ・泉温:62~69℃ ・源泉数:3 ・湯量:830リットル/分 ・飲用:一部可 ・泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉 ・効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、五十肩、冷え性、切り傷、やけど、慢性皮ふ病、手術後の保養、打ち身、慢性消化器病、動脈硬化症、痔疾、慢性婦人病、美肌など ・宿泊施設数:19 ・日帰温泉施設数:4 ・アクセス:(公共交通)JRかみのやま温泉駅下車。(車)東北中央道山形上山ICから国道13号、県道267号・12号経由5km
天童温泉
天童温泉(てんどうおんせん)
天童温泉の歴史は比較的新しく、明治19年(1886)に農業用の井戸を掘ったところ、田んぼの中に温泉が湧き出したのがはじまり。現在では目抜き通り沿いを中心に、大型旅館やホテルが11軒も軒を連ね、設備の充実した宿が多い。周辺には広重美術館(臨時休館中)など見どころも多く、山寺など山形観光の中継地として賑わっている。天童市は江戸時代に武士の内職から始まったという将棋の駒の生産地でもあり、町なかには将棋駒の販売や駒書き体験ができる店、将棋駒にちなむモニュメントなどが見られる。鍬ノ町ポケットパークには、3カ所の足湯や飲泉所がある。 ・所在地:山形県天童市鎌田 ・泉温:61~69℃ ・源泉数:3 ・湯量:800リットル/分 ・飲用:可 ・泉質:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉など ・効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、五十肩、冷え性、胃腸病、打ち身、動脈硬化症、切り傷、やけど、高血圧症、慢性皮ふ病、痔疾など ・宿泊施設数:12 ・日帰温泉施設数:2 ・アクセス:(公共交通)JR天童駅から車で5分、または徒歩15分。(車)山形道山形北ICから国道13号経由8km
銀山温泉
銀山温泉(ぎんざんおんせん)
尾花沢市の東側、銀山ダムの上流に位置する温泉郷。朝のTVドラマの舞台としても注目を浴びた温泉地で、銀山川の清流を挟んで、三層・四層のレトロな木造旅館が並んでいる。康正2年(1456)に、加賀の儀賀市郎左衛門によって銀鉱が発見され、元禄末期までは鉱山の町として栄えた。慶長年間(1596~1615)、鉱山労働者によって温泉が発見されたという。当初は労働者たちが利用していたが、鉱山閉山後は湯治場として賑わいを見せるようになり、今日に至る。温泉はわずかに塩味と硫黄臭がある無色透明の湯。共同浴場の「しろがね湯」や「和楽足湯」でも楽しめる。国の登録文化財に指定される能登屋旅館をはじめ、宿泊施設は12軒。白銀の滝や銀鉱洞をめぐる遊歩道も整備されているので散策を楽しみたい。 ・所在地:山形県尾花沢市銀山新畑 ・泉温:63.8℃ ・源泉数:1 ・湯量:500リットル/分 ・飲用:不可 ・泉質:ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉など ・効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、五十肩、冷え性、打ち身、切り傷、やけど、慢性皮ふ病、糖尿病、便秘、慢性消化器病、高血圧症、動脈硬化症、慢性婦人病、痔疾など ・宿泊施設数:13 ・日帰温泉施設数:2 ・アクセス:(公共交通)JR大石田駅西口からはながさバス銀山線で40分、バス停:銀山温泉下車。(車)東北中央道東根ICから国道287号・13号・347号、県道29号・188号経由35km
肘折温泉
肘折温泉(ひじおりおんせん)
霊峰月山の北東麓、最上川に流れ込む銅山川を背骨のようにして南北に広がる大蔵村。その銅山川の上流に湯宿が寄り添う肘折温泉は、開湯1200年の歴史をもち、今も昔ながらの湯治場の雰囲気を色濃く残す温泉として人気がある。細い道に沿った温泉街には、20軒あまりの小ぢんまりとした湯治向きの温泉宿や、食事処、みやげ物店が軒を連ね、風情もたっぷり。温泉街の中ほどには、昔ながらの共同浴場もある。4月末~11月頃の期間には、この通りに毎朝ほぼ5時30分から名物の朝市が立つ。 ・所在地:山形県最上郡大蔵村南山 ・泉温:60~85℃ ・源泉数:17 ・湯量:1700リットル/分 ・飲用:飲泉所で可 ・泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉 ・効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、五十肩、冷え性、打ち身、切り傷、やけど、慢性消化器病、高血圧症、慢性皮ふ病、糖尿病、慢性婦人病、痔疾など ・宿泊施設数:19 ・日帰温泉施設数:3 ・アクセス:(公共交通)JR新庄駅から山交バス肘折温泉行きで55分、バス停:肘折温泉第一停留所、第二停留所などで下車。(車)東北中央道東根ICから国道287号・112号・458号経由60km
蔵王温泉
蔵王温泉(ざおうおんせん)
蔵王連峰・地蔵岳の西麓、標高約900mに湧く温泉。蔵王への信仰登山の起点としての歴史をもち、開湯1900年と伝わる古い湯治場として知られていたが、蔵王スキー場ができてからはスキー基地としての色合いが濃い。樹氷で有名な冬にはスキー、夏にはハイキングで、自然を満喫することができる。温泉は強酸性の硫黄泉で、硫黄臭の漂う温泉街には老舗の旅館が立ち並び、宿泊施設が70軒以上もある大温泉地だ。3カ所の共同浴場と足湯も3カ所あるほか、5カ所の日帰り温泉施設がある。中でも一度に200人は入れるという蔵王温泉大露天風呂(冬期は休業)は、ぜひ体験したい場所。蔵王エコーラインを利用して、蔵王のシンボルのカルデラ湖「お釜」見学も観光ルートに加えたい。 ・所在地:山形県山形市蔵王温泉 ・泉温:45~66℃ ・源泉数:47 ・湯量:約5700リットル/分 ・飲用:不可 ・泉質:酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉など ・効能:神経痛、筋肉痛、疲労回復、五十肩、冷え性、打ち身、慢性消化器病、切り傷、やけど、慢性皮ふ病、糖尿病、高血圧症、動脈硬化症、痔疾、慢性婦人病、美肌など ・宿泊施設数:82 ・日帰温泉施設数:8 ・アクセス:(公共交通)JR山形駅から山交バス蔵王温泉行きで45分、バス停:終点下車。(車)山形道山形蔵王ICから国道286号、県道53号・西蔵王高原ライン、県道21号経由18km
赤倉温泉
赤倉温泉(あかくらおんせん)
温泉の歴史は古く、貞観5年(863)、慈覚大師(円仁)が小国川の河原の石を杖で掘ったところ温泉が湧き出したといわれる。小国川沿いに、昔ながらの風情を残す老舗旅館など9軒の宿が点在し、温泉街が形成されている。豊富な湯量が自慢の温泉地で、宿は全館自家源泉をもち、源泉かけ流し。足元から源泉が湧出する岩風呂がある宿もある。日帰り入浴を受け付けている宿もあり(営業時間など要確認)、温泉街で便利な湯めぐりチケットを販売する。5~11月の期間、毎週日曜日に朝市が開催。冬は、赤倉温泉スキー場のベースとしても利用される。 ・所在地:山形県最上郡最上町富澤 ・泉温:61℃ ・源泉数:19 ・湯量:1916リットル/分 ・飲用:不可 ・泉質:カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉 ・効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、五十肩、冷え性、動脈硬化症、皮ふ病、切り傷、打ち身、慢性消化器病、痔疾など ・宿泊施設数:9 ・日帰温泉施設数:1 ・アクセス:(公共交通)JR赤倉温泉駅から車で5分。(車)東北道古川ICから国道47号、県道28号経由50km
赤湯温泉
赤湯温泉(あかゆおんせん)
開湯920余年の歴史を誇り、かつては米沢藩上杉家の湯治場として利用された名湯。温泉街には、立ち寄り湯を受付けている旅館や2カ所の足湯、4カ所の公衆浴場があり、手軽に温泉を楽しめる。赤湯温泉にある14軒の温泉旅館で運営している「ゆーなびからころ館」では、おみやげ品の販売のほか、おすすめの飲食店などを紹介。この温泉は18軒のラーメン店がある麺の町としても有名で、全国区の人気店のほか、個性豊かなラーメン店が多く、地元の人気店などを教えてくれる。また、ブドウの里でもある赤湯には、4つのワイナリーがあり、試飲ができるワイナリーもあるので飲み比べる楽しみもある。 ・所在地:山形県南陽市赤湯 ・泉温:60.4℃ ・源泉数:1 ・湯量:1000リットル/分 ・飲用:一部可 ・泉質:含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉 ・効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、五十肩、冷え性、打ち身、慢性消化器病、皮ふ病、高血圧症、動脈硬化症、切り傷、やけど、糖尿病、痔疾、慢性婦人病など ・宿泊施設数:14 ・日帰温泉施設数:4 ・アクセス:(公共交通)JR赤湯駅から車で5~7分。(車)東北中央道南陽高畠ICから国道13号経由3.7km
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