福島県の温泉地 おすすめ10選

福島県は城下町・会津若松の地酒や漆器、喜多方ラーメン、冬の味覚として最高のアンコウ鍋などで有名な県です。猪苗代湖や自然たっぷりの裏磐梯、宿場町の面影を残す大内宿などの観光地でもよく知られています。 温泉は会津の奥座敷として栄えた東山温泉や飯坂温泉など大規模な温泉地があるほか、高湯温泉や湯野上温泉のように自然と共存する、静かな温泉地も多数点在しています。そんな福島県の温泉地10選をご紹介します!
東北福島温泉
エリア : 東北全般福島県
テーマ : 温泉・立ち寄り湯
投稿日 : 2022.1.1
磐梯熱海温泉
磐梯熱海温泉(ばんだいあたみおんせん)
低い山あいを流れる清流・五百川(ごひゃくがわ)沿いの温泉地。「郡山の奥座敷」ともよばれ、落ち着いた雰囲気を漂わせる上質な和風旅館が立ち並ぶ。温泉の歴史は古く、さかのぼること南北朝時代。不治の病を患った京の公家の娘「萩姫」が、「京から五百番目の川に霊泉あり」とのお告げにより磐梯熱海の地を訪れた。ここに湧き出る湯に浸かったところ、たちまちに完治したとの伝説が残る。とろとろ感があるアルカリ性単純泉の湯は、肌触りがよく、今なお「美肌の湯」として親しまれ、やけどや外傷、皮膚病などに効能がある名湯として名高い。趣のある19軒の宿泊施設がこだわりをもって客を迎えてくれ、中には日帰り入浴を受付けている宿もある。 ・所在地:福島県郡山市熱海町熱海 ・泉温:53℃など ・源泉数:3 ・湯量:約850リットル/分 ・飲用:不可 ・泉質:単純温泉 ・効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、五十肩、冷え性、切り傷、打ち身、慢性消化器病、痔疾、美肌など ・宿泊施設数:19 ・日帰温泉施設数:3 ・アクセス:(公共交通)JR磐梯熱海駅下車。(車)磐越道磐梯熱海ICから県道24号経由2km
東山温泉
東山温泉(ひがしやまおんせん)
城下町・会津若松市の郊外に位置し、湯川が造り出した渓谷をはさんで温泉街が連なる。渓谷にいくつもの滝があることから、東山温泉の老舗旅館には「瀧」の字が付く宿が多い。温泉の歴史は古く、天平年間(729~749)に、高僧・行基によって発見されたと伝えられる。江戸時代には会津藩の湯治場として栄え、山形県の「かみのやま」、「湯野浜」と並ぶ奥羽三楽郷に数えられ、歓楽温泉として賑わっていた。現在は会津の奥座敷と呼ぶにふさわしい温泉情緒を残している地だ。温泉はサラサラの硫酸塩泉で、木造の老舗旅館から近代的な宿まで、湯川に沿うように15軒ほどの宿泊施設が連なり、日帰り入浴を受け付けている宿も多い。 ・所在地:福島県会津若松市東山町 ・泉温:42~58℃ ・源泉数:4(組合加盟) ・湯量:1500リットル/分 ・飲用:不可 ・泉質:硫酸塩泉 ・効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、五十肩、冷え性、打ち身、切り傷、やけど、慢性消化器病、動脈硬化症、慢性皮ふ病、痔疾、慢性婦人病など ・宿泊施設数:17 ・日帰温泉施設数:なし ・アクセス:(公共交通)JR会津若松駅からまちなか周遊バス「ハイカラさん」「あかべぇ」で15~40分、バス停:東山温泉駅下車。(車)磐越道会津若松ICから国道121号・49号、県道64号・325号経由8km
いわき湯本温泉
いわき湯本温泉(いわきゆもとおんせん)
JR常磐線沿線を代表する温泉地。湯本駅から歩いて5~6分のところにある温泉街には、大型の旅館やホテルが立ち並ぶ。奈良時代の開湯といわれる温泉の歴史は古く、兵庫県の有馬温泉、愛媛県の道後温泉と並び延喜式神名帳に記されており、日本三古泉の一つとしてその名が知られていた。毎分約5000リットルの豊富な湯量を誇り、この豊富な温泉を利用した温泉テーマパークで、映画「フラガール」の舞台となった「スパリゾートハワイアンズ」も人気を博している。宿泊施設は、約21軒ほど。日帰り入浴が可能な宿もあるほか、風情ある建物の「さはこの湯」など、共同浴場も2つある。 ・所在地:福島県いわき市常磐湯本町 ・泉温:58℃ ・源泉数:1 ・湯量:約5000リットル/分 ・飲用:不可 ・泉質:含硫黄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉 ・効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、五十肩、冷え性、切り傷、やけど、慢性皮ふ病、打ち身、慢性消化器病、痔疾、高血圧症、動脈硬化症、慢性婦人病、糖尿病など ・宿泊施設数:21 ・日帰温泉施設数:2 ・アクセス:(公共交通)JR湯本駅下車。(車)常磐道いわき湯本ICから県道14号経由4km
飯坂温泉
飯坂温泉(いいざかおんせん)
飯坂町を流れる摺上川(すりかみがわ)の両岸に、大型ホテルや旅館を中心に40軒ほどの宿泊施設が軒を連ねる大規模な温泉地。宮城県の鳴子温泉、秋保温泉とともに奥州三名湯の一つとして知られている。開湯は古く、日本武尊も飯坂の湯に浸かったと伝えられるほどで、東北屈指の歴史を誇っている。「奥の細道」の旅の途中、松尾芭蕉も立ち寄ったともいわれている。温泉街には、「鯖湖湯(さばこゆ)」など素朴なたたずまいの共同浴場が9カ所あり、浴衣姿に下駄を鳴らしながら外湯巡りを楽しむのもおすすめ。 ・所在地:福島県福島市飯坂町 ・泉温:約59℃など ・源泉数:14(財産区管理) ・湯量:1500リットル/分 ・飲用:不可 ・泉質:単純温泉 ・効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、冷え性、五十肩、打ち身、慢性消化器病、切り傷、やけど、皮ふ病、痔疾など ・宿泊施設数:34 ・日帰温泉施設数:8 ・アクセス:(公共交通)福島交通飯坂温泉駅下車。(車)東北道福島飯坂ICから国道13号、県道3号経由5km
土湯温泉
土湯温泉(つちゆおんせん)
福島市の西約16kmの山間に湧く温泉。阿武隈川の支流・荒川沿いに、のどかな雰囲気の温泉街が広がっている。聖徳太子のお告げによって発見されたという古い伝説が残る温泉地だが、設備の整った大型旅館も多い。湯量が豊富なうえ、泉質も多彩で、幅広い効能をもつ湯が湧く。2カ所の日帰り入浴専用施設のほか、共同浴場は中之湯1カ所、足湯も4カ所ある。宿泊施設は荒川の渓流に沿うように9軒ほどの宿が点在している。ミズバショウやカタクリの名所として知られ、4月の見頃には多くのハイカーで賑わう。鳴子や遠刈田と並ぶ東北三大こけしの里としても有名だ。 ・所在地:福島県福島市土湯温泉町 ・泉温:60~65℃ ・源泉数:5 ・湯量:1400リットル/分 ・飲用:不可 ・泉質:単純温泉、単純硫黄泉、炭酸水素塩泉、温泉法上の温泉など ・効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、五十肩、冷え性、切り傷、慢性消化器病、打ち身、痔疾、婦人病、美肌など ・宿泊施設数:9 ・日帰温泉施設数:2 ・アクセス:(公共交通)JR福島駅東口から福島交通バス土湯温泉行きで40分、バス停:土湯温泉入口、土湯見附、土湯温泉などで下車。(車)東北道福島西ICから国道115号経由11km
岳温泉
岳温泉(だけおんせん)
標高1700mの安達太良山の中腹に湧く温泉。温泉神社の参道でもあるヒマラヤ大通り沿いに宿が並ぶ温泉街は、歓楽色もなく、すがすがしい雰囲気だ。周辺にはあだたら山ロープウェイやゴルフ場、スキー場などが点在しており、保養にもレジャー拠点にもおすすめ。坂上田村麻呂が東征の際に発見したという伝説が残り、温泉は平安時代から広く知られていた。江戸時代には湯治場として栄え、水戸光圀も訪れたと伝わる。安達太良山の山頂近く、標高1500mの源泉から引いている湯は、肌にやわらかなうえ、皮ふ病などに効能があるという。 ・所在地:福島県二本松市岳温泉 ・泉温:56.7℃ ・源泉数:15 ・湯量:1350リットル/分 ・飲用:不可 ・泉質:単純酸性泉 ・効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、五十肩、冷え性、打ち身、慢性皮ふ病、慢性消化器病、切り傷、やけど、痔疾、慢性婦人病など ・宿泊施設数:19 ・日帰温泉施設数:3 ・アクセス:(公共交通)JR二本松駅から福島交通バス岳温泉行きで25分、バス停:終点下車。(車)東北道二本松ICから国道459号経由10km
高湯温泉
高湯温泉(たかゆおんせん)
吾妻山の中腹、標高750mに湧く温泉。開湯は約400年前にさかのぼる。9カ所ある源泉から自然湧出する湯は乳白色のにごり湯で、古くから「一切の鳴り物を禁ず」というのが高湯のしきたりだ。歓楽を目的としない、温泉を愛する湯治客で賑わってきた。磐梯吾妻スカイラインへと通ずる県道沿いに9軒の宿泊施設が立ち、エコノミーな料金で宿泊できる湯治宿もある。湯量が豊富で、白濁した硫黄泉をたたえた露天風呂が自慢の宿も多い。100%源泉かけ流しの贅沢な共同浴場の露天風呂「あったか湯」もある。 ・所在地:福島県福島市町庭坂 ・泉温:42~50.5℃ ・源泉数:9 ・湯量:2956リットル/分 ・飲用:不可 ・泉質:酸性・含硫黄-カルシウム・アルミニウム-硫酸塩泉など ・効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、五十肩、冷え性、打ち身、慢性消化器病、湿疹、便秘、高血圧症、動脈硬化症、切り傷、やけど、慢性皮ふ病、糖尿病、痔疾、慢性婦人病、美肌など ・宿泊施設数:8 ・日帰温泉施設数:1 ・アクセス:(公共交通)JR福島駅西口から福島交通バス高湯温泉行きで40分、バス停:玉子湯前、高湯などで下車。(車)東北道福島西ICから国道115号、県道5号・70号経由15km
芦ノ牧温泉
芦ノ牧温泉(あしのまきおんせん)
会津西街道と並行して流れる阿賀川(大川)沿いに湯煙をあげる温泉。1200年ほど昔、旅の老僧によって発見されたと伝えられ、「会津風土記」や「会津鑑(あいづかがみ)」などに、眼病によいという記述が残る。かつては交通が不便で、昭和の前期頃までは、静かな山あいの湯治場であったが、昭和40年代の観光ブームに乗って観光温泉として発達した。大川渓谷を見下ろすように大小8軒の旅館が立ち並び、風呂からの眺望が素晴らしい宿も多い。日帰り入浴が可能な旅館もあり、宿泊客には3カ所の宿の温泉に入浴できる「湯めぐり手形」も販売されている。温泉街には足湯も設けられている。 ・所在地:福島県会津若松市大戸町芦ノ牧 ・泉温:68℃など ・源泉数:5 ・湯量:1400リットル/分 ・飲用:不可 ・泉質:硫酸塩泉など ・効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、五十肩、冷え性、打ち身、慢性消化器病、動脈硬化症、切り傷、やけど、慢性皮ふ病、痔疾、慢性婦人病など ・宿泊施設数:8 ・日帰温泉施設数:8 ・アクセス:(公共交通)会津鉄道芦ノ牧温泉駅から会津乗合自動車芦ノ牧温泉行きで10分、バス停:芦の牧中央待合所などで下車。(車)磐越道会津若松ICから国道121号・49号・118号経由23km
湯野上温泉
湯野上温泉(ゆのかみおんせん)
国道121号に並行して流れる阿賀川(大川)の渓谷沿いに旅館や民宿などの宿泊施設が20軒ほど点在し、湯の街を形成している。温泉は弱アルカリ性単純泉。源泉が8本もあるほど湯量が豊富で、全施設が源泉かけ流しとなっている。近郊には、江戸時代の宿場の形態を今に残す、茅葺きの民家が連なる「大内宿」や、国指定天然記念物の渓谷「塔のへつり」などがあり、観光スポットへのアクセスも便利だ。湯野上温泉駅のそばには旅の安全祈願の足湯も設けられている。 ・所在地:福島県南会津郡下郷町湯野上 ・泉温:54.2℃など ・源泉数:8 ・湯量:約3000リットル/分 ・飲用:不可 ・泉質:アルカリ性単純温泉 ・効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、冷え性、五十肩、慢性消化器病、皮ふ病、切り傷、痔疾、美肌など ・宿泊施設数:23 ・日帰温泉施設数:1 ・アクセス:(公共交通)会津鉄道湯野上温泉駅下車、徒歩5~20分。(車)東北道白河ICから国道4号・289号・121号経由48km
中ノ沢温泉
中ノ沢温泉(なかのさわおんせん)
標高740mの高原地帯に広がる静かな温泉郷。安達太良山麓に湧く沼尻元湯から引き湯し、古くから湯治場として近在の人々に親しまれてきた。開湯は江戸時代までさかのぼり、現在は避暑やゴルフ、スキーの拠点として注目される。宿泊施設は11軒があり、白濁した湯をたたえた露天風呂を自慢とする宿も多い。猪苗代湖、檜原湖などの観光のベースにも好適。 ・所在地:福島県耶麻郡猪苗代町蚕養沼尻山甲 ・泉温:73.2℃ ・源泉数:1 ・湯量:1万3400リットル/分 ・飲用:不可 ・泉質:酸性硫黄泉 ・効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、冷え性、五十肩、打ち身、慢性消化器病、皮ふ病、糖尿病、痛風、痔疾、慢性婦人病など ・宿泊施設数:11 ・日帰温泉施設数:6 ・アクセス:(公共交通)JR猪苗代駅から磐梯東都バス中ノ沢温泉・達沢・高森行きで30分、バス停:中ノ沢温泉などで下車。(車)磐越道磐梯熱海ICから県道24号(母成グリーンライン)経由16km
---------------------------------------------- ※記事内容には投稿者の感性や主観が含まれます。おすすめする内容や好みには個人差がありますので何卒ご容赦ください。 ※記事内の情報は投稿日またはそれ以前の取材時や草稿時のものです。事後の経年変化は記事には反映できておりません。また、時期により感染症・天災等で一時的に営業状況等が変更されている場合もあります。お出かけの際は地域や施設のホームページ等で最新情報をご確認ください。